霊感商法・霊視商法!だまされないためにどうすれば良いのか?
霊感や霊視を用いる占い師の中には、悪徳商法に精を出している人が少なからずいます。こういう占い師の悪徳商法では、霊という言葉を巧みに出して依頼者の不安感をあおります。こういう部類の悪徳商法の手口や具体的な対策について解説しますので、ぜひとも解決の一助としてください。
見極めるポイントは
占いを活用した形の悪徳商法のことを霊感商法とか霊視商法と言ったりします。悩みが無い場合には、そういう悪徳商法に釣られることがないわけですが、何らかの悩みが発生した場合には、言葉巧みに誘導することで、悪徳商法に騙されることがあるかもしれません。
こういう悪徳商法には、いくつかのパターンが存在します。悪い霊がついているということで、相手を不安にさせて、何らかの開運グッズを購入させるというものが一般的です。具体的には、悪い霊がついているから開運グッズとして高額のツボを購入させることがあります。ツボを購入したとしても何ら意味がありませんが、冷静になれない心理状態を付いて高額商品を購入させるという手段です。
続いては、悪霊がついているということで、おはらいをしてくれるというものです。おはらいをしてくれるのは良いですが、それに対して高額の祈祷料が必要になるので、それは悪徳商法に他なりません。繰り返しおはらいが必要になるので、高額な支払いになって財産を奪い取るということが起こり得ます。
また、スピリチュアル系のセミナーへ誘われることがあるかもしれません。霊とか縁とかスピリチュアルなどの言葉が躍るようなセミナーがあります。これらの参加をする場合に、高額な参加料が徴収される場合には、十分に注意を要します。全てのセミナーが怪しいわけではありませんが、高額な参加料が必要となる場合には、なるべく避けるようにしてください。
高額な商品を売りつけるのは止めた方が良い
自分のために悩みを解決してくれると聞くと、とても嬉しいと思うかもしれませんが、それは悪徳商法の罠だと認識しておいた方が良いでしょう。依頼者をどん底に突き落とした後に、開運グッズなどを購入させるという手法が一般的です。
悪徳商法を行う占い師から、高額のほうが効き目があるという風に言われることがあります。そのため、高額であっても、悩みを解決したいという気持ちが勝つために、思わず購入してしまうことがあります。こういう開運グッズや祈祷料、セミナーの参加料などは何万円もするものなので、あまりにも高額であれば、避けるべきでしょう。
詐欺に遭った時の対策は
スピリチュアル系の悪徳商法に遭わないことが一番良いことなのは言うまでもないことです。しかし、悩みに付けこまれたが故に詐欺に遭ったということもないことではありません。詐欺に遭った時の対策を知っておいた方が良いでしょう。
クーリングオフを利用する
占い師に説得されて高額商品を購入した場合は、クーリングオフ制度を使用して返金を求めるようにしてください。ただ、一定期間内に業者に対して通知しないといけませんので、早めにクーリングオフ制度を利用しないといけません。そういう制度があることを知っていると、何かあっても安心できるのではないでしょうか。
消費者ホットラインに連絡する
詐欺に遭って自分でどうすれば良いのか分からない場合は、消費者ホットラインに電話をかけてみるとよいでしょう。消費者トラブルに解決するために、局番なしの「188」にかけると、相談員につながります。最寄りの消費者センターの電話番号を調べなくても済みます。消費者ホットラインに連絡することで、どのようにして解決するのかという相談が可能です。